CADR(クリーンエア供給率)とは?

CADR(クリーンエア供給率)とは、Clean Air Delivery Rateの略で、米国家電協会(AHAM)が定めた、 空気清浄機が1分間あたりに供給する清浄な空気の量を表した指標です。CADRは消費者が空気清浄機を選ぶ際の重要な基準です。
CADR値が高ければ高いほど、空気清浄機がお部屋の空気を浄化するスピードが速いことを表しており、数値およびCADR値から算出される推奨フロア面積はAHAMにより発行される評価証明書に記載されています。CARDは、お部屋に最も適した空気清浄機を見つけるための“システム”です。


CADRの測定方法とは?

タバコ煙、ホコリまたは花粉を実験室に入れ、専用の測定機器で物質の粒子濃度を測定します。
まずは空気清浄機なしで実験を行い、自然減衰率を算出します。次に、空気清浄機を高速で稼動させた後に粒子濃度の測定を行い、得られた除去率から自然衰退率を差し引きます。差し引いた数値に、実験室の広さ(体積)を掛け合わせて導かれた値がCADRです。

各物質の粒径

CADR値に基づいた推奨フロア面積の算出方法は、米国連邦取引委員会公認です。CADR値をもとに算出された推奨フロア面積とは、毎時1回、完全に空気が入れ替わることが想定された標準的な室内環境で、最低80%のタバコ煙を除去することができる面積です。


CADRの試験方法を定めたのは?

CADRは、米国家電製品協会と加入メーカー、試験機関や独立した技術者のメンバーにより開発されました。米国標準規格とされている、米国規格協会(ANSI)によって認定された「ANSI/AHAM AC-1」という性能試験方法により導き出されます。
「ANSI/ AHAM AC-1規格」ではタバコ煙、ホコリ、および花粉の除去率を測定します。 ANSIにより規格が認定されるためには、テストプロトコルが科学者や公衆衛生団体の専門家たちによって評価され、さらに承認されなければなりません。実際に、「AC-1」は2005年に再検討され、一部改訂を提案する話が持ち上がりました。
さらに、連邦取引委員会と環境保護庁によって「AC-1」が再検討された際には、性能をアピールするための合理的な基準とするべきとのことで合意されました。 AHAMは、そのような厳格な監視と開発プロセスを経て定められた空気清浄機のための試験プロトコルは他にないと自負しています。
AHAMの空気清浄機認証プログラムに関連する独自の試験と検証は、全てインターテック社により実施されています。インターテック社は、ニューヨークのコートランドにある、AHAM請負の独立試験機関です。

AHAM Certified